帝王切開が決まり、不安な気持ちで過ごしている方も多いのではないでしょうか。
私は1回目が緊急帝王切開だったため、心の準備をする時間もほとんどありませんでした。
しかし、2回目以降の帝王切開では、前回の経験を生かして準備ができたことで、不安が少し軽くなったと感じています。
この記事では、私の実体験をもとに、手術前に知っておくと安心できることや、準備してよかったものをお伝えします。
これから帝王切開を迎える方の不安を少しでも軽くできたら嬉しいです。
① 帝王切開が決まって一番不安だったこと
初めて帝王切開を受けることが決まったとき、私が最初に感じたのは「赤ちゃんは無事に生まれてきてくれるのだろうか」という不安でした。
緊急帝王切開だったためベッドで手術室に向かいながら漠然とした不安に涙が出たことを覚えています。
次に押し寄せたのは、「自分のお腹を切る」ということへの恐怖でした。
お医者さんや看護師さんが帝王切開の準備をしている最中、私は不安と恐怖の中にいました。
ただ、実際には下半身は麻酔がかかっているため手術中の痛みは全くなく、手術開始から20分ほどで赤ちゃんの産声が聞こえました。
看護師さんに産まれたての赤ちゃんを私の頬の側に連れてきてもらい、触れて、温もりを感じることができました。
手術前は不安でいっぱいでしたが、赤ちゃんの産声を聞いた瞬間、その不安は喜びへと変わりました。
初めて我が子に触れたあの瞬間は、今でも忘れられません。
② 5回の帝王切開を経験して「もっと早く知りたかった」と思うこと
“予定帝王切開でも、入院バッグは早めに準備しておく“
初めての出産は緊急帝王切開でした。
その後の妊娠では、子宮への負担などを考え、妊娠した時点で予定帝王切開になることが決まっていました。
「今度こそ心の準備をして出産に臨める。」
そう思っていましたが、現実は予定どおりにはいきませんでした。
2回目と5回目の出産では、手術予定日より前に陣痛が始まり、結果的に緊急帝王切開となりました。
このとき後悔したのが、入院バッグの準備が終わっていなかったことです。
陣痛に耐えながら荷物を準備するのは想像以上に大変でした。
病院に着くと、助産師さんから「帝王切開後の出産では子宮破裂などのリスクもあるため、陣痛が始まったらできるだけ早く来院してくださいね」と言われました。
その言葉を聞き、「予定帝王切開だから大丈夫」と思い込まず、いつ陣痛が来ても慌てないように準備しておくことが大切なのだと実感しました。
“手術中はリラックスできる工夫をしておく“
私が毎回一番緊張したのは、麻酔のための針を背中に刺す瞬間でした。
しかし、一瞬チクッとする程度で痛みはそれほどありませんでした。
麻酔が効き始めると、下半身がじんわり温かくなるような不思議な感覚がありました。
全く痛みを感じることなく手術は進み、しばらくして赤ちゃんの産声を聞くことができました。
お腹を切ることはとても怖かったですが手術中は看護師さんが常に笑顔で声をかけてくれたので安心できたように思います。
バースプランを立てる際は、
・好きな音楽をかけてもらう
・安心できる言葉をかけてもらう
など、自分が少しでもリラックスできる方法を事前に伝えておくのもおすすめです。
不安な気持ちが少し和らぎ、安心して手術に臨めると思います。
“術後は頑張りすぎず、周りを頼ること“
手術が終われば一安心と思っていましたが、本当に大変だったのは術後でした。
術後は傷の痛みでベッドから起き上がることやトイレまで歩くことなど、普段なんて事ない動きも辛いものになります。
それと同時に始まるのが慣れない赤ちゃんのお世話。
「お母さんになったから頑張らなきゃ」
と思うかもしれません。私もそうでした。
でも実際は、傷の痛みや麻酔後の頭痛で、思っていた以上に体が動きませんでした。
そんな時には看護師さんや助産師さんに助けてもらいました。
手術当日を含めて痛みのピークは2-3日ほどでした。
その間は可能な限り痛み止めを使い、赤ちゃんのお世話も助産師さんに頼って過ごしました。
傷の痛みが落ち着き、体が回復してくると、少しずつ赤ちゃんのお世話にも余裕が持てるようになりました。
だからこそ、帝王切開後は無理をせず、お母さん自身の体を回復させることを優先してください。
それが結果的に、赤ちゃんにとっても一番良いことだと私は感じています。
“帝王切開は1人で頑張らなくていい“
帝王切開後は思うように動けないという事をお伝えしましたが、退院後も体調が回復するまでには時間がかかります。
そこで出産前の準備として退院後の過ごし方を家族と事前に話し合っておくことが大切だと思いました。
産後しばらくは家族に家事をしてもらったり、宅配食やネットスーパー、家事代行などのサービスを利用する方法もあります。
お母さんが身体を休める時間を作ると赤ちゃんのお世話にも余裕ができるのではないでしょうか。
③ 入院生活で役立ったもの・なくても困らなかったもの
持って行ってよかったもの
- 長い充電器
術後はベッドから動けないのでスマホの充電器は必須です。
私の場合は長めの充電器を持って行って、先端が迷子にならないようにベッドサイドに巻き付けて使っていました。
- ベッドサイドに掛けるカゴ(またはS字フック)
S字フックのみでも使えますが、私がお勧めしたいのはS字フックで掛けるかごタイプのものです。
ベッドサイドに掛けてポーチやアイマスク、スマホ、ペンなどを入れていました。
手の届く位置にまとめて置けて片付けも楽なのでとても便利でした。
- 腹帯
マジックテープで着けられる腹帯は手間も少なく、腹部を保護してくれるのでつけている時の安心感がありました。
術後は咳払いするのも辛いほど痛みますが、腹帯の適度な締め付けが痛みを軽減してくれたように感じました。
- リラックスグッズ
ホットアイマスクやヘッドマッサージャー、普段よりちょっといいシャンプーなどが入院中の癒しになりました。
不要だったもの
- 授乳クッション
3つの病院で出産しましたがどの病院でも貸し出しがあったり、産後セットの中に含まれていて持ち帰ることができる病院もありました。
入院前に貸し出しがあるか確認しておくと良いと思います。
- 授乳用ブラジャー
授乳期が終わると必要なくなるので私はブラトップで代用していました。
ゆとりのあるものを選んで妊娠中から産後まで長く使えて、特に問題もありませんでした。
- 時間があったら読もうと思っていた本
産後はぐっすり眠れる時間がないので頭がぼんやりしていました。
本やスマホを見るよりも睡眠時間の確保が大切だと思いました。
④これから帝王切開を受ける人へ伝えたいこと
帝王切開手術を受ける前は不安でいっぱいだと思います。
5回の手術を経験した私も毎回不安がありました。
でも知っておいてほしいのは、術後の痛みや辛さは日を追うごとに楽になるということです。
そして、赤ちゃんが生まれた瞬間の感動や喜びは、私にとって何度経験してもかけがえのないものでした。
出産前にしっかり準備をして、少しでも安心した気持ちで赤ちゃんに会える日を迎えてほしいと思います。
そして産後は、一人で頑張りすぎず、まずはお母さん自身の体を大切にしてください。
⑤まとめ
・予定帝王切開でも早めに入院準備をする
・手術中はリラックスできる工夫をする
・術後は周りを頼る
・無理をせず自分の体を優先する
この記事が、これから帝王切開を迎える方の不安を少しでも和らげ、安心して出産の日を迎えるための参考になれば嬉しいです。
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